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ファミリークローゼット集中型収納のメリット・デメリット
2025/04/18

家づくりを考える中で、多くのご家庭が頭を悩ませる「収納」。特に最近注目されているのが「ファミリークローゼット集中型収納」という間取りです。今回は、各部屋にクローゼットを設ける一般的な間取りと、広めのファミリークローゼットを設けて各部屋にはクローゼットを設けない間取りを比較しながら、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
ファミリークローゼットとは?
ファミリークローゼットとは、家族全員分の衣類や持ち物を一カ所にまとめて収納する大型のクローゼットのことです。主に1階や2階ホール、洗面所やランドリールームの隣など、生活動線上に設けることが多く、家事効率や片付けやすさの面から人気が高まっています。
各部屋にクローゼットを設ける間取りの特徴
【メリット】
- 個人のプライベートを確保できる
それぞれの部屋に収納があることで、子どもたちの成長やライフスタイルに合わせた使い方が可能です。思春期の子どもが自分の空間を大切にできる点も魅力。 - 生活動線がシンプル
朝の着替えや寝る前の準備など、自分の部屋の中で完結するため、移動の手間が少なくなります。 - 収納量の調整がしやすい
部屋の広さに合わせてクローゼットのサイズを調整できるため、無理なく配置できます。
【デメリット】
- 全体の収納量が分散される
家全体での収納量を把握しにくく、余白スペースが無駄になりがちです。 - 収納効率が下がることも
衣類の季節ごとの入れ替えや家族共有の荷物がある場合、それぞれの部屋に分かれていると管理が煩雑になることも。
ファミリークローゼット集中型収納の特徴
【メリット】
- 家事動線がスムーズになる
洗濯後の収納場所が1カ所なので、干す・畳む・しまうの一連の作業が非常に効率的になります。特にランドリールームの隣に設ければ、動線の無駄がありません。 - 家族全体の持ち物が把握しやすい
一か所に収納されているため、衣替えや収納の見直しがしやすく、無駄な買い物も減らせます。 - 部屋をすっきり使える
各部屋にクローゼットを設けない分、空間を広く使うことができ、家具の配置も自由度が高まります。
【デメリット】
- 混雑する時間帯がある
朝の支度や帰宅後など、家族が一斉にファミリークローゼットを利用するタイミングでは混雑する可能性があります。 - プライバシーの面で気になることも
個人の衣類や私物をすべて共有スペースに置くため、思春期の子どもなどが気になる場合があります。 - 収納場所までの距離
寝室などから少し離れた場所にある場合、着替えなどのたびに移動が必要になることがあります。
どちらのスタイルが合う?選び方のポイント
- 家族構成やライフスタイルに合わせて
例えば、共働きで家事の効率を重視したい家庭や小さなお子さまがいる家庭には、ファミリークローゼットがぴったり。一方で、子どもが大きくなった後の暮らしも見据えるなら、個別クローゼットの方が使い勝手が良いことも。 - 将来の暮らしの変化も考慮して
住まいは何十年も使うもの。今の便利さだけでなく、将来の家族構成や使い方の変化も考えて間取りを選ぶことが大切です。
まとめ
収納は、日々の暮らしの快適さを左右する大切な要素です。ファミリークローゼット集中型収納には家事効率や収納量の面で大きなメリットがある一方、家族のプライバシーや動線の工夫も必要です。逆に、各部屋に収納を分けるスタイルは個人の自由度が高いですが、家事の効率化には少し工夫が必要になります。
お客様のご希望やライフスタイルに合わせて、最適な収納計画をご提案いたします。
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