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「24坪の家」のコンセプト

更新日:2024/09/19

「24坪の家」には8つのコンセプトがあり、これを知っていただくと何故「24坪の家」なのかご理解いただけると思います。

皆さんは24坪(約79㎡)と聞くと、一戸建ての家の広さとしてどういう印象を持たれるでしょうか。
多くの方は「狭い家」だと思われると思います。

一般的に建てられている多くの家と比較すると、確かに床面積は小さめで狭小住宅と呼ばれる家です。
広い大きな家を望む方にとっては魅力的に感じないかもしれませんが、よくよく考えてみると理に適った家だとご納得いただけるはずです。

1、ミニマル

限られたスペースを最大限に活用するための工夫。
生活に必要なものを必要最低限に絞り込むことで、個室や収納スペースも最小限にすることができます。必要以上に収納スペースがあることで、モノで溢れ散らかりやすくもなります。無駄なものがなければ部屋はすっきりとした状態を保ちやすいですよね。掃除や片づけの時間が節約できるのもメリットのひとつです。

2、利便性

利便性を重視した土地選びでタイムパフォーマンスを向上。
郊外の大きな土地よりも、駅から10分圏内の小さめの土地をおすすめしています。
通勤時間の短縮だけでなく、駅周辺に集まる様々な施設は生活においても非常に便利です。
老後に車がなくても生活できるのもポイントです。

3、デザイン

機能性と美しさを両立させた飽きのこないデザイン。
一般的な住宅で使われているような普通のものは出来るだけ使わず、パッと見てこだわりが感じられるようなワンランク上の素材を採用しています。

4、間取り

コンパクトな住宅では無駄のある間取りづくりは出来ません。移動距離を短くした家事動線や最適な場所に必要なだけの収納を配置しするなど、おのずと合理的な間取りになります。
特に収納は使いやすさを重視。おすすめするのは、たくさんの種類があって人気な無印良品の収納ケースがぴったり収まるサイズでの設計。全てのモノに決められた収納場所が割り当てられていることが、すっきりと整理された家を保つ秘訣です。

5、高気密・高断熱

18℃以下の室温で過ごすことは健康リスクを高めることになるため、18℃以上の室温を保つことが容易な住宅性能が不可欠。
「24坪の家」の断熱性能はHEAT20のG2グレード(6地域)。これは北海道で必要とされる省エネ基準と同等のレベルです。

6、コスパ

一般的に利便性の良い駅近の土地は価格が高く、広い土地も見つかりにくいので購入しにくいのですが、コンパクトな家であることがこの問題を解決してくれます。建物価格や外構費用を低く抑えられるので土地にその分の費用をまわせる上、大きな土地も必要ありません。郊外の広い土地で一般サイズの家を建てるよりも低価格で購入できる可能性が十分にあります。

7、災害

日本に住んでいる限り、大きな地震への不安を無くすことはできません。
家族の命と資産を守るためには高い耐震性能が必須。耐震等級3は当然のこと、繰り返しの地震にも耐えることが望まれます。制震ダンバーの採用など、必ず起こり得る地震へ備えます。

8、ECO

地球環境の未来は社会全体で考えるべき問題であり、私達も地球温暖化防止につながるようなゼロエネルギー住宅などの家づくりを行っています。
カネマルグループ全体で平成27年からの8年間で、杉の木38,000本分のCO2削減に取り組みました。

簡単に8つのコンセプトをご紹介しましたが、ご興味をもっていただけましたでしょうか。
家の購入を考え始めると、広い家に住むことに憧れてしまうものです。
しかし、今の家族構成やライフスタイルを考えてみると、実はそんなに広い家は必要ではなく、利便性の良い場所で暮らす方がメリットが多いという答えにたどり着きました。

で、「なぜ24坪なのか?」ですが、理由の一つに土地の大きさと容積率があります。
容積率とはその土地に建てる建物の大きさを制限するもので、都市計画によって用途地域ごとに定められています。例えば、30坪の土地で容積率が80%と定められている少し条件が厳しめの土地でも24坪の家なら建てられます。(30 × 80% = 24)
土地探しの際の選択肢が増えるわけです。

「24坪の家」は2〜3人のご家族が住まわれる事を想定しています。
2LDKや3LDKのマンション物件を見た場合、70〜80㎡程度の物件が多いと思います。
そう考えると24坪(約79㎡)というのは十分な広さだと言えます。

こういったコンセプトや理由から「24坪の家」が誕生することになったのです。

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