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お施主様に気持ちよく住み始めていただくために、建築現場での工夫

更新日:2024/11/13

建築現場には様々な気配りや工夫があります。
現場をきれいに保つこともその1つです。
散らかっていると事故の原因にもなりますし、掃除や整頓されている方が職人さんへの信頼にも繋がりますよね。

先日、他の現場との違いに気づいた事があります。
私達の建築現場では家の周りの敷地にブルーシートを敷いているのですが、他の建築現場ではあまり見かけません。

雨で敷地がドロドロになったときなどに、靴に付いた泥や土を建築中の家に上げないためだとすぐに分かりますが、もう一つ理由がありました。

地面に落ちた釘を見つけやすくするためです。

木造住宅の建築には大量の釘を使用します。
どうしても地面に釘が落ちてしまうのですが、そのまま放置していると踏まれるなどして土の中に埋まってしまいます。

家が完成して住み始めても土に埋まったままなので、庭弄りをしている時に釘が発見されるなんてこともあります。危険ですし気分の良いものではありません。

拾って掃除しても、土の上に落ちた釘は見つけにくく見逃してしまいがちです。
その点ブルーシートを敷いていると、釘を見つけやすく掃除もしやすいのです。

広い敷地にブルーシートを敷くのは少し手間がかかりますが、せっかくの新築住宅です。
お施主様に気持ちよく住んでいただくために、現場をきれいに保つことは大切です。

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