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失敗しない狭小住宅のつくり方

2025/04/24

都市部の土地価格高騰や利便性を求めて、「狭小住宅」を選ぶ方が増えています。限られた敷地を最大限に活かし、快適に暮らせる住まいをつくるには、設計や間取りに工夫が必要です。この記事では、狭小住宅で後悔しがちなポイントや、失敗しないための具体的なコツをご紹介します。

狭小住宅とは?メリットとデメリット

狭小住宅とは、狭い敷地に建てられた住宅のことを指します。土地代を抑えられる、利便性の高い立地に住めるといったメリットがある一方で、空間設計を誤ると「窮屈さ」や「使いにくさ」を感じてしまうことも。

だからこそ、限られた空間を“どう使うか”がとても重要になります。

【後悔しがちなポイント】狭小住宅でよくある失敗とは?

1、動線が悪くてストレスに…

よくあるのが、キッチンから洗面所、洗濯スペースまでの動線が悪く、家事のたびにイライラしてしまうケース。狭いからこそ、無駄な動きが少ない“家事ラク動線”を意識することが大切です。

2、採光不足で暗い家に…

隣家との距離が近い狭小地では、自然光が入りにくいことがあります。設計段階で吹き抜けや高窓、中庭などを上手く活用し、光を取り込む工夫が必要です。

3、収納が足りず生活感が丸出しに…

「収納はあとから考えればいい」と思っていたら、住んでみて後悔する人が多いです。壁面収納や階段下のデッドスペースなど、“隠す収納”を計画的に取り入れることが重要です。

成功のカギは「縦の空間」と「多機能な間取り」

狭小住宅では、横の広がりが取れない分、“縦の空間”を活かすのがポイントです。例えば、

  • 吹き抜けで開放感を演出
  • 天井高を高くする
  • スキップフロアで空間に変化をつける
  • 間仕切りを減らす
  • ロフトを収納や書斎として活用

などの工夫で、実際の広さ以上の快適さを感じられるようになります。

また、ひとつの空間に複数の役割を持たせる「多機能な間取り」もおすすめ。例えば、ダイニングテーブルをワークスペースと兼用したり、畳コーナーをゲスト用の寝室にしたりと、フレキシブルな使い方ができると暮らしやすくなります。

プロと一緒に「将来」を見据えた設計を

子どもの成長やライフスタイルの変化にも対応できる設計を心がけましょう。「今」の暮らしだけでなく、「10年後」「20年後」の暮らしも想像しながら間取りを考えることで、長く快適に住み続けられる住まいになります。

狭小住宅だからこそ「家族の距離が近くなる」

狭小住宅には、空間の制限がある一方で、「家族との距離が近い」「無駄なものを持たずに暮らせる」といったポジティブな側面もたくさんあります。大切なのは、“狭さを楽しむ”発想。アイデア次第で、コンパクトでも満足度の高い家づくりは可能です。

まとめ:狭小住宅で失敗しないためには?

  • 事前のプランニングが命
  • 動線・採光・収納をしっかり確保
  • 縦の空間や多機能な間取りを活用
  • 将来の暮らしを見据えた設計にする

奈良では広い土地が多いこともあり、狭小住宅を建てる方はあまり多くないかもしれません。
でもやはり、駅近の利便性の良い場所を選ぼうとすれば小さな土地しか選択肢がない場合もあります。

土地探しから設計・施工までトータルでサポートしますので、お気軽にご相談ください!

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