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玄関ホールとLDKの間に扉をつけない間取り

2026/02/27

先月完成した弊社のモデルハウスをご見学いただいたお客様から、こんな声をよくいただきます。

「玄関からリビングがつながっているの、すっきりしていていいですね。でも、寒くないんですか?」

そうなんです。このモデルハウスでは、玄関ホールとLDKの間に扉を設けていません。代わりに、室内窓(デコマド)のあるパーティション壁で、空間をゆるやかに仕切っています。
今回は、この間取りの選択肢について、メリット・デメリットを正直にお伝えします。家づくりの参考にしていただければ幸いです。

モデルハウスのこだわり:「扉なし+パーティション」

玄関ホールとLDKを緩やかに仕切るパーティション。
チェッカーガラスの室内窓が光を通しながら視線を遮り、二つの空間をつなぎます。
完全に仕切るのでも、完全につなぐのでもなく、「あいまいな境界」 をつくることが狙いでした。玄関から明るく、帰宅したときに家の温かみを感じられる空間になっています。

メリット:開放的な暮らしを後押しする5つの理由

  1. 空間が広く見える・開放感が生まれる
    扉がないと視線が抜けるため、実際の面積以上に広く感じられます。特にコンパクトな住宅では、扉ひとつなくすだけで体感が大きく変わります。
  2. 家族の気配を感じやすい
    玄関で靴を脱ぎながら「ただいま」と声をかけると、リビングにいる家族の様子が自然に伝わります。子育て中のご家庭では、子どもの帰宅をすぐに確認できる安心感にもつながります。
  3. 光と風が家の奥まで届く
    南側に面したLDKの光が玄関まで届き、北側になりがちな玄関ホールが明るくなります。風の通り道も確保しやすく、自然換気にも貢献します。
  4. 動線がシンプルになる
    荷物を持って帰宅したとき、ドアの開け閉めがなく、そのままリビングやキッチンへ移動できます。小さなことのようで、毎日の暮らしの中でじわじわと快適さを感じるポイントです。
  5. 高気密高断熱の家なら、玄関まで暖かい
    一般的な家では、玄関は寒くなりがちです。しかし高気密高断熱の住宅では、家全体が均一な温度に保たれるため、扉をなくしても玄関が冷え込みません。むしろ扉がないことでLDKの暖かさが玄関ホールにも届き、冬の朝に玄関で感じる”ヒヤッ”がなくなります。「玄関から家じゅうが暖かい」という体験は、高断熱の家だからこそ実現できるメリットです。
  6. コストを抑えられる
    扉本体と取り付け工事の費用が不要になります。シンプルな設計が、全体のコストダウンにも貢献します。

デメリット:暮らし方によっては気になる3つの点

  1. 断熱性能が低い家では冷暖房効率が下がりやすい
    断熱性能が標準的な家では、扉がないと冬に冷気がリビングへ流れ込みやすくなります。ただし高気密高断熱の住宅では、この点はほぼ解消されます。弊社の家は家全体で温度差が出にくい設計のため、扉がなくても冷暖房効率への影響は小さく、むしろ玄関まで快適な温熱環境を保てます。
  2. 来客時にリビングが丸見えになりやすい
    宅配の受け取りや急な来客のとき、リビングの様子が見えてしまうことがあります。このモデルハウスのようにパーティション壁を設ければ、視線を遮りながら光と風は通すという絶妙なバランスが取れます。
  3. においや音が広がりやすい
    調理のにおいや、リビングのテレビ・会話の音が玄関まで届きやすくなります。ライフスタイルによっては気になることも。間取りの工夫や素材の選択でコントロールできる部分もあります。

「扉なし」が向いているご家庭・向いていないご家庭

向いている慎重に検討を
家族構成小さいお子さんがいる・ペットがいる来客が多い・プライバシーを重視したい
住まいの性能高気密・高断熱の住宅断熱性能が標準以下の住宅
ライフスタイル家族が常にリビングにいる個室ごとに冷暖房を使い分けたい

まとめ:正解は「暮らし方」で決まる

玄関ホールとLDKの間に扉をつけるかどうかは、「開放感を優先するか」「機能性・プライバシーを優先するか」のバランスで決まります。どちらが正解ということはなく、ご家族の暮らし方に合った選択が一番です。
弊社のモデルハウスでは、この「扉なし+パーティション」の空間を実際に体感していただけます。ぜひ一度、足を運んでみてください。
間取りのご相談も、スタッフが丁寧にお聞きします。

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