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9月は防災月間
2025/09/04

防災月間とは?
毎年9月1日は「防災の日」、そして9月は「防災月間」として全国的に防災意識を高める取り組みが行われています。地震や台風、豪雨など自然災害が多い日本では、防災月間をきっかけに「住宅の防災対策」を見直すことがとても重要です。
この記事では、住宅でできる防災対策のポイントや、台風に強い家づくり・土地選びの考え方を整理しました。ご家族での備えにぜひお役立てください。
住宅の耐震性をチェック
まず最優先に考えたいのは地震への備えです。
- 耐震診断:1981年以前の建物は旧耐震基準で建てられているため、耐震診断を受けることでリスクを把握できます。
- 耐震補強工事:壁や柱の補強、金物の取り付けなどで耐震性を高めることが可能です。
- 屋根材の軽量化:重い瓦から軽量屋根材へ変更するだけでも、倒壊リスクを減らせます。
停電や断水への備え
災害時にはライフラインが止まる可能性があります。
- 太陽光発電+蓄電池で非常用電源を確保
- 給水タンクや井戸水システムで生活用水を確保
- カセットコンロやガスボンベを準備して調理・暖房に活用
これらは災害時だけでなく日常生活にも役立ちます。
家の中の防災対策
住宅の中でもできる工夫はたくさんあります。
- 家具を壁に固定し、転倒を防ぐ
- ガラス飛散防止フィルムを貼る
- 寝室や子ども部屋には落下物を置かない
- 防災グッズを外部収納やウッドデッキ下にまとめておく
小さな工夫でも、安心感は大きく変わります。
台風に強い家づくりと土地選び
強風に備える住宅設計
- 窓や開口部の強化:シャッターや雨戸で飛来物から守る。二重サッシや強化ガラスも有効。
- 屋根の点検・軽量化:ズレやすい瓦屋根は軽量材にリフォーム。定期点検で破損を防ぐ。
- 外壁や軒のメンテナンス:ひび割れや劣化は雨漏りの原因。早めの補修が大切。
浸水被害を避ける土地選び
- ハザードマップを確認:浸水想定区域や土砂災害警戒区域を必ず確認する。
- 高台や排水性の良い土地を選ぶことで浸水リスクを軽減。
- 排水設備の整備:土地によっては暗渠排水などを導入すると安心。
台風に強い家は、防災性能だけでなく日常の快適性や省エネ効果にもつながります。
家族で備える ― 防災チェックリスト
・ 建物の安全性
□ 耐震診断を受けたことがある
□ 屋根や外壁に劣化・ひび割れがない
□ 雨どいや排水路の点検をしている
・ 室内の安全対策
□ 家具を壁に固定している
□ 窓にガラス飛散防止フィルムを貼っている
□ 消火器をすぐ使える場所に設置している
・ 非常用備蓄
□ 飲料水を1人あたり3日分以上備蓄
□ 非常食・カセットコンロ・乾電池を準備
□ 携帯トイレを用意している
・ 電力・情報収集
□ 蓄電池やモバイルバッテリーがある
□ 停電時に使えるラジオを準備
□ 防災アプリやハザードマップを確認済み
・避難計画
□ 家族で避難場所・経路を確認した
□ 連絡手段(電話・LINE・災害伝言板など)を決めている
□ 非常用持ち出し袋を玄関や寝室に置いている
まとめ
防災月間は「もしもの時」に備える絶好の機会です。この9月は、ご家族と一緒に防災対策の確認をしてみてはいかがでしょうか。
これから新築を検討される方は耐震性、停電・断水対策、台風に強い設計や土地選びを見直すことで、災害に強い住まいを実現できます。
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