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大雨で家が浸水したら、どう動く?今すぐできる水害対策まとめ

2026/09/04

ニュースを見るたびに、他人事ではないと思う

今年は6月の末頃から、毎週のように大雨のニュースが流れている気がします。
数十年に一度と言われる豪雨が、ここ数年は毎年のようにどこかで起きています。幸いにも、私の住んでいる地域周辺では大きな水害にはあっていませんが、道路が川のようになっていたり、冠水したアンダーパスで車が止まってしまってるのは見たことがあります。

水害は、川の近くや低地だけの話ではありません。排水が追いつかない都市部の内水氾濫も増えています。だからこそ、備えは「うちには関係ない」ではなく、「自分の家だったらどうするか」で考えておく必要があります。

浸水を防ぐためにできること

まずはハザードマップを見る

ご存知でない方も多いのですが、自治体のハザードマップで自宅の想定浸水深を確認するのが最初の一歩です。想定30センチと3メートルでは、備え方がまったく変わります。市区町村のホームページで見られるので、一度目を通しておくと、いざというときの判断が速くなります。大人だけでなく、お子様にも自分たちが住んでいる場所はこういう災害が起こる可能性もあることを知っておいてもらうことが大切です。

奈良県のハザードマップ 奈良県公式ホームページ

止水板・土のうで玄関と勝手口を固める

床上浸水の多くは、玄関やガレージのシャッター、勝手口といった開口部から水が入ってきます。水の侵入を防ぐために準備しておけるのが、ホームセンターで買える簡易止水板や、水で膨らむ吸水土のうです。吸水土のうは土がいらず、5枚二千円程度から購入できるのでお手軽に準備できる防災アイテムです。何セットか用意しておくと安心ですね。台風が近づいてから慌てて買いに行っても品切れしていることが多いので、2〜3セット常備しておくのがおすすめです。

電気設備の位置を見直す

分電盤やエコキュート、エアコンの室外機が地面近くに設置されていると、床下浸水だけで停電や機器故障につながります。新築やリフォームのタイミングで、分電盤を高い位置に移設したり、給湯器を基礎より高い架台に載せたりする対応は、費用も数万円程度からと大きくありません。すでに低い位置にある場合は、リフォーム時に合わせて検討する価値があります。

それでも浸水してしまったときの動き方

床下浸水の場合

床下浸水は見た目の被害が小さく感じられますが、放置すると木材が腐り、シロアリの原因にもなります。水が引いたら、床下点検口を開けて泥や水をできる限りかき出し、送風機や除湿機で最低でも1週間は乾燥させてください。生乾きのまま床を閉じると、後からカビ臭さや構造材の劣化に悩まされることになります。

床上浸水の場合

床上まで水が来た場合は、まず家財より先に自分と家族の安全を確保することが最優先です。家の中であってもすぐに靴を履いてください。下水などが混じった水には様々な菌がいるので、もしそんな水の中で足を怪我してしまっては大変です。感電の危険もあるので、水に浸かった状態でブレーカーには触らないでください。
避難先から自宅に戻れるようになったら、写真や動画で被害状況を記録してから片付けに入ります。これは後述する保険申請で欠かせない証拠になります。

畳や断熱材、石膏ボードは一度水を吸うと乾いても機能が落ちるため、基本的に交換が前提です。壁の中の断熱材まで浸水している場合は、見た目が乾いていても壁を開けて確認したほうが安心です。

火災保険の「水災補償」は入っているか、今のうちに確認を

意外と見落とされがちなのですが、火災保険は加入していても水災補償が外れている契約が少なくありません。契約時に「保険料を抑えるため」と水災を外すケースがあるためです。今のうちに証券を確認して、水災補償の有無と、床上浸水何センチから支払われるかという条件までチェックしておくと、いざというときの安心感がまったく違います。

備えは「する・しない」の差が大きい

止水板を用意しておく、分電盤の位置を見直す、保険の中身を確認する。どれも特別な工事や大きな出費を伴わないことばかりです。それでも、実際にやっている家とやっていない家とでは、浸水したときの被害の大きさも、その後の生活再建にかかる時間も、はっきり差が出ます。

新築やリフォームをお考えの方は、こうした水害対策を間取りや設備計画の段階から一緒に検討することもできますので、気になる点があればお気軽にご相談ください。

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